またまたまたMARSの話。
公言してますよのお話
http://www.so-net.ne.jp/hero-s/01herosnews/20060117/20060117.html
「Road to HERO’S」ってはっきり書いてあるじゃないですか。
ちゃんと調べろよ!俺!
というわけでオフィシャルサイトでもはっきりと「MARSはHERO’Sのステップアップカテゴリーです」と謳ってあるわけですね。
つまりはMARSで結果を残せばHERO’Sの出場が約束されると・・・。
それってチャンスじゃん!荒井君!
って前からみんなそう言ってるよ!
でも、それってパンクラスとGCMの立場が微妙に逆転しちゃあいないかい・・・?
・・・・・・、ん〜、まあ、いいや!(現実逃避)
WKネットワークとパンクラス
WKネットワークって凄いねというお話。
そんなもん今更気付いたんかいって?
ええ、今、気付きました。
http://www.wk-net.co.jp/index.html
サイトを見るとですね。系列のジムが20からあるんですね。
傍系も含めるとそれ以上でしょう。
そのジムにわざわざ入会金と月謝を払ってまで通って下さる生徒さんの中から優秀な人材を吸い上げて、今や傘下のプロ選手が約80名。
もちろん、優れた技術体系や指導体系があってのことなんでしょうけどね。
その選手たちを各々のレベルや特性、希望に応じて自前のイベントや他団体に振り分けて行くと。
しかも、K−1と提携した事で傘下選手たちに「HERO’S」っていうひとつの「あがり」の形を提示できるようになったと。
凄〜い!
凄いよ!凄いよ!凄すぎるよ慧舟會!
じゃあ、翻ってパンクラスはどうなの?っていうお話。(さあ、こっからがつらくなってきた)
まずはアマチュア育成のピーズラボから。
http://www.pancrase.co.jp/pslab/index.html
ジムの形態をなしているのは3つ。
仮にピーズラボにWKネットワークと同等の技術体系や指導体系があると仮定してもですよ。(ツッコミは認めん!)
母数の小ささはいかんともし難いわけで。
前田吉朗選手や志田 幹選手をはじめ複数のプロ選手を輩出していることから見て、それなりに機能していると言えなくもないんですが、それでも自前の興行に振り分けられる人材を充分に供給出来ているかと言えば否ですよね。
次に本隊のプロのお話。
http://city.dokyun.jp/DK.php?ci=141148
元練習生で現レフリーの梅木良則さんの述懐によると練習生の生活は結構たいへんなようでして。
まあ、たいへんはたいへんなんでしょうが、私もそうですけど体育会系の人間に言わせれば「そのくらいプロなら当たり前じゃない?」っていう話なんですが。
北岡選手が自身のブログで後輩に肩パンチ入れたのなんのと書いて、ウェブ上でちょっとした祭りになってましたけど、そんなの体育会系なら当たり前だって。
私なんか先輩にスパイクで殴られて血が出た事もありますよ。(変な自慢、だけどそれは犯罪、だけど時効)
でも、いまどきの若い子には上下関係があって、炊事洗濯雑用もやってってなると無理なんですかね。
普通に月謝払って近場の慧舟會系のジムに入った方が近道ですもんね。
やる気と才能さえあれば宇野薫になれるっていうモデルケースも眼前に提示されてるわけですし。
そりゃ、坊主頭で雑用なんてやってられませんわな。
そういえば、新弟子が入ったって話はちょくちょく聞きますけどデビューしたって話はついぞ聞きませんなあ。(どこ行ったんだよ、元甲子園球児。)
http://www.pancrase.co.jp/tour/2006/0126/rls/0119.html
しかも、どうにかデビューに漕ぎ着けた選手がこれではねえ・・・。
そりゃあ、優秀な人材は集まりませんって。
とは言うものの、パンクラスに限らず団体に付いているファンっていうのはデビューした所属選手が成長して行くさまを見守るのが楽しみなんですよ。
だからこそ、感情移入できると。
それが 國奥麒樹真であり、渋谷修身であり、山宮恵一郎であったと・・・。
みんないなくなっちゃけど・・・(涙)。
とにかく、昨今のパンクラスの団体としての求心力の低下はこの道場の機能低下と無関係では無いのではないでしょうか。
アマチュアジムの拡張ももちろん急務でしょうが、そこを抜本的に見直さなければ再浮上はありえないと思います。