スーパーサイズ・ミー。
ということで昨日のエントリーに書いたように行って来ましたPRIDE31。
http://www.prideofficial.com/free/result/event/1137313083.html
本来であれば某格闘家が出場しない限り、わざわざ大枚払ってまで観に行くことはないのですが、たまたまタイミングが合ったので家族共々行ってみようかということに。
しかし、相変わらずチケット高いですね。今回もせこくスタンドS席だったんですが、一万七千円、3枚でしめて5万一千円也。
ちょっと気軽に行ける娯楽ではないですね。
しかも今回は大味な試合ばかりで私は食傷気味。かみさんと娘は派手な演出に喜んでましたけど。
多分、家族で行くのはこれっきりだと思います。
今回の私のお目当ては「世界のTK」高阪剛選手とカズこと中村和裕選手。この二人が出るのでなければいかにタイミングが合ったとて多分行っていなかったでしょう。
第4試合 1R10分、2・3R5分
○郄阪 剛 1R 1分20秒 KO ×マリオ・スペーヒー
おそらく寝技対決になるであろうと思われたこの一戦。いざ蓋を開けてみるとバチバチのシバキ合い対決でした。
いつものスパッツではなく、トランクスにシューズ着用で入場した高阪選手。
序盤の打撃戦から組み付いてテイクダウンに成功するもスタンドを要求。
再び打撃戦で高阪選手の放った右フックがマリオ選手の顎を貫き、倒れたところをパウンドで追撃したところでストップ。
少々意外な結末でした。
些かの出会い頭感は否めませんがそれもまた実力のうちと。
今回、なぜ高阪選手が得意の寝技ではなく打撃に固執したのかは彼のみぞ知るところではあります。が、かつて某格闘家が桜木戦で見せたようなある種の実験めいた試みだったのでは?というのは私の勝手な推察ですが穿った見方でしょうか。
試合後、彼はマイクを持ってヘビー級GPへの参戦要求とその後の引退を示唆しました。
突然の引退宣言は我々ファンにとって、あまりにも唐突であまりにも残念ではありますが、心中期するところあっての発言でしょう。
残された格闘ロード。悔いなく完全燃焼して欲しいものです。
第6試合 1R10分、2・3R5分
×中村和裕 8分10秒 裸締め ○ジョシュ・バーネット
あわよくば大方の事前の予想を裏切ってくれまいかという私の一縷の望みも空しく、木っ端微塵に粉砕されたこの試合。完敗ですね。ジョシュ、減量も上手く行ったらしくキレキレでした。こうなると正直勝ち目は無いですよ。
まあ、そもそも、このマッチメイク自体に無理がありましたし、適正体重同士の試合であればまだまだ期待の持てる選手です。仕切りなおしに期待。
それにしても無差別級GPなんて誰が提唱したんでしょ?結局は重いやつが強いっていう身も蓋も無い結論が出るだけだと思うんですけど・・・。
で、余談。
高阪選手のセコンドに付いた某格闘家を目敏く見つけた我が娘。
「パパ!たかはしよしきだよ!パパ!」
と大興奮。周囲の笑いを誘っておりました。
「たかはし、子供に人気だな。」
そんな声も挙がっていましたが、今のところそれはごくごく局地的な話だと思います。
いや、今後はわかりませんがね(ニヤリ)。