ディファ有明に行って来ました。
http://www.pancrase.co.jp/data/result/2006/0409.html
公約通りトコトコ光留くん人形2体買って来ましたよ。
物販コーナーにいた光留くんに「1つは開けて遊ぶ用、もう1つは保存用にするのでサインを下さい。」とお願いしたところ、「ああ、それフィギュアマニアの基本ですよね。」と言われてしまいました。
アキバ系認定!
自分では一応体育会系のつもりなんですが。
これまで、おっさんと話してもうれしくなかろうという私なりの配慮から、若い選手に話しかけることはなかったのですが、今回光留くんや川村くんのしっかりした接客態度に触れてみて彼らの人間性を垣間見た気がします。
2人ともナイスゲイ!いやガイ!
キッズラボの子供たちに「先生」と慕われるのもこの人間性が故でしょう。
格闘技の本質にはあまり関係ないですがね。
やばいね。これまでもファンだったけどより一層好きになっちゃった。
これからは筆が・・・、いやキーボードが鈍りそうです。
と、入場早々、ほんわかいい気分になったのも束の間・・・。
対照的だったのが殺人蜂のみなさん。
本人たちに品が無ければ連れて来てる友人たちも品が無い。
的外れで下品な野次・・・。
目当ての選手の試合が終わるや否やゾロゾロと席を立つモラルの無さ。
格闘技なんか見てないで、コンビニの駐車場でうんこ座りしてカップラーメンでもすすっているのがお似合いです。
ぶっちゃけ、パンクラスにいらんでしょう!殺人蜂は!
KIDご一行様もご来場あらされてましたなあ。私たちの席から2メートル程度の至近距離・・・。
同行の友人、何を思ったか本部席の田中リングドクターに向かって「田中さん、気をつけて〜!足で尻を押されるよ〜!」だと。
こらこら!俺らが押されるわ!
そんなこんなで客席で私が「どいつもこいつも糞ばっかだ!」と一人憤慨していると、もう一人の友人が、
「ああ、松本さん、糞といえばうんこライター来てましたよ。」
「うんこライターって橋本のこと?」
「いや、大谷の方です・・・。」
「・・・・・・。」
この大谷なる人物、取材対象そっちのけで自著で自分語りをすることで有名なライターなんですが、数年前パンクラスを出入り禁止になっていたはず。
どういう経緯でそうなったか知りませんが、嫌な人間が一人パンクラスに帰って来ました。
またうんこなパンクラ本が出ないことを祈るばかりです。
うんこと言えば私がP系ファンサイトを永久追放した人物も来場してましたなあ。
「来るな」と言ってるのに。
「松本さん、囲め囲め言い出さないか、ヒヤヒヤしましたよ。」とは同行の友人談。
いや、私も一応いい大人ですから。
まあ、来るのは勝手ですが、また選手を愚弄するような真似をした場合は今度こそ手加減しないのであしからず。
これ本気と書いて「マジ」と読みます。
あまりうんこうんこ言ってるとまるでとんでもない大会だったようですが、試合そのものは概ね満足度の高い大会でした。
以下、感想を少々。
■ 第1試合 ミドル級戦 5分2ラウンド
○金井一朗(パンクラスism) vs ×山田護之(チームPOD)
1R 2:11、失神KO/チョーク
グッドジョブ!金井くん!
北岡選手と寝技の練習を繰り返しているというだけあって確実にスキルアップしてきていると思います。
いや、寝技ほとんどやったことないからようわからんけど。
相手が格下だからどうだこうだとまたネットのうんこ住人がもじゃもじゃ言いそうですが、対戦相手うんぬんよりもここはきっちり一本勝ちを収めたことに意義があると思います。
これまでは期待されながらも負傷がちで今ひとつ波に乗り切れずにいた金井選手ですが、これで2連勝、しかも完全決着。この調子で実績を積み重ねて行って欲しいものです。
■ 第5試合 フェザー級戦 5分3ラウンド
○志田幹(パンクラスP's LAB東京) vs ダマッシオ・ペイジ(ジャクソンズ・サブミッション・ファイティング)×
3R 5:00、判定/3-0
グッドジョブ!シダックス!
昨年、前田吉朗選手に敗れて以来、ちょっとしたスランプ感が否めなかった志田選手ではありますが、今回は対戦相手のダマッシオ・ペイジ選手がアグレッシブな試合運びをしてくれたおかげで互いにスイングしたいい試合になったと思います。
試合のペースを終始握った志田選手。
やはり立ってよし、寝てよし。オールラウンドに強い選手です。
一本こそ取れませんでしたが圧勝と言っていいでしょう。
和田さんの30−26はちょっとおかしいですけどね(笑)。
セコンドの北岡選手も失笑してました。
■ 第6試合 ミドル級戦 5分3ラウンド
×(パンクラスism) vs 久松勇二(和術慧舟會TIGER PLACE)○
3R 5:00、判定/0-3
渡辺大介選手にとって適正体重と思われるミドル級に落としての初めての試合。
私を含めた大方の予想は大介選手が打撃で圧倒するというものだったはずなんですが、いざ試合が始まってみると久松選手も怯まずに打ち返しほぼ互角の展開。
大介選手は焦りからかリードも出さず大振りのパンチを振り回す一方で頭も振らずにまっすぐの出入りで徐々に相手の打撃を被弾・・・。
あとこれはあくまでも推測ですが、大介選手はカットしやすい体質なんでしょう。顔面血まみれ。おそらく見た目ほどのダメージは無いと思われますが、いかんせん印象が悪過ぎ・・・。
そのまま何も出来ずに終了・・・。
完敗ですね・・・。
何より心配なのはその生気の無さ。別人のように細くなってしまった足といい減量に失敗でもしたのでしょうか?
とにもかくにもまた出直しですね。生真面目な性格だけに考え込み過ぎなければよいのですが・・・。
■ メインイベント 第2代ヘビー級王者決定トーナメントBブロック第2試合 5分2ラウンド
○野地竜太(パンクラスGARO) vs 杉浦貴(プロレスリング・ノア)×
1R 3:25、KO/スタンドからグラウンドへの顔面への踏みつけ
実は某格闘家から事前に「仕事はしますが解説じゃないです。なんの仕事かは内緒(笑)」と聞いてました。
「内緒」という意味深な響きに「すわ!リング上から重大発表か!?」と一人思いを巡らしまんじりともせず前夜を過ごしたのですが・・・。
セコンドかよ!
まあ、勝手に誤解したのは私ですがね(笑)。
試合の方はというと序盤は杉浦選手がコーナーに押し込んでテイクダウンを狙うなど優勢に試合を進めていたのですが、試合後のコメントによるとそこで既にスタミナが切れていた模様。
http://www.pancrase.co.jp/tourarchive/2006/0409/itv2/sugiura.html
前蹴りを効かされてたまらず倒れたところに踏み付けでストップ。
野地選手の完勝でした。
総合に転向してからというものどことなく「おっかなびっくり感」が否めなかった野地選手ではありますが、タックルへの対処等少しずつではありますが進化していますね。
まだ、若いだけにこれからの伸びしろも期待できますね。
今後に期待したいところです。
一方の杉浦選手といい、その前の試合で敗れた金原選手といい、両者のネームバリューからいってもこの2人の対決を望むファンも多かったと思うのですが、結果的に一夜限りの盛り上げ役に終わってしまったのは些か残念ではありますね。
これに懲りず、継続参戦してくれるとファンとしてもうれしいのですが・・・。
しかし、両者の落胆ぶりを見るにそれは難しいですかね・・・。