実戦で気功術は有効なのか?
「果たして気功術は実戦で有効なのか?」
と、いう疑問は昔からこと有るごとに問われて来ました。
以前、佐山サトル氏などは専門誌上で検証の上「まやかしである」とバッサリ断罪していましたが、いかんせん気功術師といわれる人が実戦の場に出てくることがなかったので実証のしようが無かったのがこれまで。
それがひょんなことからこの度ノールールでの気功術師対柔術家という対戦が実現しました。
http://www.tanteifile.com/baka/2006/11/06_01/index.html
まあ、探偵ファイルの常套手段、自らの胡散臭さを思い切り棚に上げて(笑)、屈折した義憤にかられた弱い者叩きをしているという風にしか見えませんが
ね。
で、その気功術師のサイトがこちら。
http://www.daitouryu-aikidou.jp/
で、この人の動画がこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=tib2Urowsdc
「にげるなヒクソン」
とはこりゃまた大風呂敷をひろげたもんだなとは思いますがね。
「まあ、ほっといたれよ(笑)。」
というのが見た人の一般的な感想だと思われるのですが、それで許しちゃくれないのが探偵ファイルが探偵ファイルたるゆえん。
親子ほど歳の離れた柔術家をぶつけて来ました。
結果は当然ながらというか柔術家の圧勝。
試合の動画
http://www.youtube.com/watch?v=oMgVmFzBrus
「老人の顔面を殴打するなんて」という批判も少なからずあるようですが、得体の知れない未知のものとノールールで対峙して「やり過ぎるな」という方が無理な注文じゃないですかね。
まあ、「事故が起こったらどうするんだ」とか、このようなミスマッチを組んだ探偵ファイルに対する批判だとかそのどれも正論ですし、私も同感です。
ただ、それはさておき、そして、このブログの本題であるところの「実戦で気功術は有効なのか?」というのもさておき(笑)、結果的には大恥をかくことになってしまいましたが、幻想の上にあぐらをかくことなく実戦の場に出て来たこの柳龍拳氏なる人物はある意味賞賛に値するのではないでしょうか?
人として男として間違っていないと私は思います。
とっても無謀だけど。
少なくとも人の悪口を散々言っておいて実証の場には決して出て来ないどこぞのお偉い元メダリスト先生の何万倍も偉い(←これが言いたかっただけかもよ)!
ところで今回の出来事を専門誌はどのように報道するんでしょうかね。
まあ、スルーかな?
「まやかし」や「はったり」で20年近く飯を食って来た人がしたり顔で評論してたりしますしね。