専門誌三誌三様。

毎月23日前後には、この専門誌三誌が発売される。



しめて3000円弱・・・。


このご時世、おとうさんの財布には痛い出費だが、毎月がんばって買うように心掛けている。


何もネットでネチネチ文句を言うことだけが格ヲタの務めではない。


些少なりとも業界にお金を落とすことも格ヲタの務めだと俺は勝手に思っている。


日本総合格闘技界存続のために山本KIDはDREAMフェザー級GPに出場し、俺は書店で3000円を落とす。・・・いやネタみたいな話だが、結構マジでそう思っている。



GONG(ゴング)格闘技2009年5月号

GONG(ゴング)格闘技2009年5月号



硬軟織り交ぜた内容で三誌の中では一番面白いと俺は思う。


個人的な今月のツボは高島学氏がジョシュ・バーネットの言葉を借りて、今更ながらUWFにネチネチと絡んでいるところだ。


好きか嫌いかと言われれば、間違いなく俺は「嫌い!」と答えるが、この人の凄いところは「ガチバカ」という軸がぶれないところだ。




kamipro No.133 (エンターブレインムック)

kamipro No.133 (エンターブレインムック)



かつてはRINGSだったりPRIDEだったり、何かと「癒着」が取り沙汰されたものだが、「癒着」だろうが、「反パンクラス」だろうが、何だろうがかつての紙プロは掛け値無しに面白かった。

かつての紙プロはもっと先鋭的であった。その辺が最近は希薄なように思う。

kamiproには常にトンガっていて欲しい・・・。








自他共に認めるクラスマガジン。


安定感は一番だが、公明正大であろうとするが余り、いまひとつパンチに欠けるように思う。


いや、一時は雑誌としての死臭すら漂っていた同誌だが、今は色々な試みが形になりつつある。


老舗の意地を見せて欲しい。





どんなスポーツでもそうだが、特に格闘技は選手の人間性や背景がわからないとファンは感情移入しにくい。


出版に限らず、世知辛いこのご時世、何かとたいへんだろうが、この三誌には頑張って欲しいと心から思う。



俺もかみさんの嫌味に負けず、頑張って買い続けようと思う。