パンクラス8.7ディファ有明大会に行って来た。

 と、いうことでパンクラス

 応援していた田中章仁選手は負けてしまった。相手の首を取ってあと少しという局面もあったのだが、上を取り返されて、パウンドをしこたま貰い、動けなくなったところでジ・エンド・・・。ファーストコンタクトでいいのを貰ってしまったのが元凶だろうと思う。効いてしまったのか最後まで落ち着きを取り戻せず、バタバタとした感じで相手に押し切られてしまった。やはり重量級の一発は怖い。結果が出なくて個人的にも非常に残念。とはいえ期待するに余りある素質はあると信じている。レスリングエリートとはいえ現在の進化した総合にアジャストするには些か時間がかかるのかもしれない。頑張れ!これに懲りずの継続参戦希望。

 

 写真と本文はあまり関係無い。


 山宮タイガーも登場。

 こういうことをやると、どうしても「お寒いコスプレショー」になってしまいがちだが、そうならないのはきちんとしたプロフェッショナルとしてのバックボーンが有ってのことだろう。あえて色物に徹して後輩の前に立ちはだかることで見せたい何かがあったのかもしれない。いや、もちろん何も考えていない可能性も否定出来ないのだが(笑)。いずれにせよ彼もそういうポジションになったのかと思うと、昔を知る者としては妙に感慨深い。おどおどしたどこか頼りない印象はそこには微塵も無かった。判定とはいえ結果も出した。試合後のマイクも締めて見せた。ファンとして素直に嬉しい。だが、先のことやパンクラス全体のことを考えると金井選手にも頑張って欲しかったとかウダウダ考える面倒くさい俺。



 前回の新宿FACE大会と今回と久しぶりにパンクラスを見たが、おしなべてレベルも高く充分に楽しめた。会場の雰囲気やら何やらついつい俺のようなカビが生えたような古いファンは昔と比べてしまいがちだが、それはそれ、これはこれ。別物になってしまったのだからもうウダウダ言うまい。また暫くは今のパンクラスを定点観測してみようと思う。以前、某格闘家が退団したのでもう見ない、書かないと宣言してような気もするが、んなことはもう忘れた。

 「月刊 高橋義生」はまたおって。