イノキゲノムとは?
私の勝手な解釈ですが、猪木さんは「昭和の新日」への回帰を標傍しているのではないでしょうか。
決して格闘家による総合っぽい、やっつけ的なプロレスを望んでいるのではないと思います。
私がガキの頃、熱狂しながら観ていた「昭和の新日」には、独特の緊張感がありました。
今にして思えば、ケツこそ決まっていたんでしょうが、それはほとんどリング上で対峙する二人のアドリブに依存していたのではないでしょうか。
で、あればこそ、そこに「何が起こるかわからない緊張感」が存在したと…。
ま、全部私の「後出しじゃんけんやんけ!」(by前田日明)なんですが(苦笑)。
で、何が言いたいかっつーとですね。
イノキゲノムでの高橋さんのハードルは総合の試合で求められるそれより高いですよ、ってことです。
「強さ」と「技術」を魅せつつ、なおかつ、お客さんを満足させなければならない。
実に重い命題だと思います。
でもね。私は信じてまっせ!
久しぶりにレッスルする高石義生…、もとい(笑)、人喰い義生に期待せずにはいられません。
個人的には「タックル高橋」(by藤田和之)のムーブの再現に期待!