プロ意識。
ちょいと前の話。
仕事からの帰宅途中に寄った駅ビルの書店で某Jリーグクラブの練習着を来た若者を見かけた。
その時は「ああファンなのかな?」くらいの感じであまり気にも留めなかったのだが、雑誌コーナーに移動したところ同じ格好をした一団が何やら雑誌を見ながらゲラゲラ笑っている・・・。ああ、彼らまさかのプロなのね。
まあ、何も無い田舎に遠征で来て、手持ち無沙汰なのはわかるし、何より俺はファンでも何でもないのでどうでもいい話なのだが、プロスポーツ選手のパブリックな場での振る舞いとしていかがなものかと思った次第。
で、最近の格闘技の試合会場でよく見る光景。
試合を終えた選手が汗を拭くのもそこそこにチケットを買ってくれた知人だか友人に挨拶をするためにバックステージから出てくる光景。
これマジ勘弁。
これほど俺達、一般のファンを脱力させる光景は無い。
どんな娯楽であれ客は非日常の対価としてお金を払っている。
勿論、このご時勢、選手が友人、知人にチケットを手売りしなければ興行が回って行かないという日常は理解出来る。
ただその日常を俺達の前でモロ出しにしないでよという話。
プロとして当たり前の話なのだが、当たり前が当たり前に出来ないエセプロが絶賛増殖中。
俺がパンクラスに行かなくなった理由は高橋さんの退団だけがその理由ではない。