キャンプからオープン戦へ。
まあ、そんな季節。
昨日、故郷の呉の話を書いていて思い出したのだが、かつて俺には阪神タイガース以外にも
思い入れのあるチームがあった。
俺がガキの頃、何とこのチームは故郷の俺んちの近所でキャンプをやっていた。
確かに瀬戸内沿いということで全国的には比較的温暖な気候ではあるが、他の有力チームは沖縄や宮崎
といった更に温暖な気候の元、早めの調整を着々と進める中、かの球団はまだ底冷えのする広島の片田舎
の設備的にもパッとしない呉二河球場で南海の選手たちは細々と調整していた。
宿泊していたホテルも決してハイクラスとは言えなかったと記憶している。
今だから理解出来るが、ぶっちゃけ金が無かったのだろう。
その辺の事情やら何やらは門田さんが述懐している。
- 作者: 門田博光
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
知名度や年収こそセリーグの有力チームには劣るが、個性豊かな南海の選手たちが俺は大好きだった。
いや、この話にオチは無い。
でも門田博光さんとか、今だったら何億円も稼いでいたんだろうね。
何でもかんでも「カネカネ」言わない、そんな時代の話。