KAMINOGE vol.3、表紙は前田日明。
今から十年以上前の話。パンクラスがどうとかリングスがどうとかで、選手や関係者のみならず、ファンをも巻き込んだ血で血を洗う抗争があった。と、いうのはちと大袈裟かもしれないが、今も昔もとある男を応援している俺にとって「前田日明」は正直憎悪の存在でしかない悲しい時代が永きに渡ってあった。「格闘王」に対するファンとしてのリスペクトの感情も無いでは無かったが、パンクラスファンとして拘っていたし、根にも持っていた。
ところがどうだ、そのとある男から某日、都内某所の居酒屋で唐突に「俺、前田と和解したっていうの話したっけ?」と、切り出された日には大いに仰け反りたじろいだ。と、同時に安堵し歓喜とは言わないまでも大いに喜んだ。憎悪の連鎖など何も産み出さない。
まあ、業界外の俺が発信出来るのはギリギリこの辺りまでか。
いや、正味な話、U系のみなさんが組んでやってくれると歓喜するファンは少なからずいると思う。面倒くさそうだが。
その旗振りがこのタイミングで出来そうなのが前田さん?とか敬称付けてやってみる。
いや、色んな事を言語化する能力は格闘技界随一。この人の話が読めるのはコレ!
- 作者: KAMINOGE編集部
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2012/02/23
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