ジョーが阪神にやって来る。


ジョーと言えば俺たちの世代では現監督の真弓明信の事を指すのだが、そんな話は古すぎて誰も知らない。


城島健司が来季より縦縞のユニフォームに袖を通すことになった。


日本球界復帰の際はホークスであろうと誰しも思っていただけにその交渉のテーブルにすらつかなかったというのは意外だ。


その理由としては「高額の年俸がネックになった」とか「主力選手との不仲」が囁かれるが、真偽のほどは定かではない。

・・・と、今朝コンビニで立ち読みした写真週刊誌に書かれていた。


福岡のファンがこの上なくガッカリしたであろうことは想像に難くない。

城島の入団は間違いなく阪神にとって大きなプラスになるだろうが、ホークスファンの心情を慮ると、ちょっと気の毒過ぎて両手を挙げて大喜びは出来ない。


また、阪神も今年、狩野を辛抱して使い続けて来たことである程度の目処が立って来た。その可能性の芽を城島の入団で根こそぎ刈り取ってしまうのも如何なものかとも思う。


そして何より、こういったやり方がちょっと新聞屋っぽい。


もっとも、今回はチームの弱点を補強しただけであって、何から何まで大枚叩いて囲い込む新聞屋のそれとは些か趣きは異なるが、個人的にこういったやりくちはあまり好きではない。