5年ぶりの勝利に乾杯！

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　と、いうことでSRC15へ行って来た。

　今回は初めて娘を格闘技の会場へ連れて行ったのだが、初めて生で見る猛者たちの戦いに彼女は些かビックリしていたようだ。そして何より歓喜のあまり取り乱して泣いている父親に驚いていたようだ（笑）。いや〜、勝ったね！勝った勝った！実に5年ぶりの勝利。長いトンネルだった。bodog参戦、パンクラス退団、戦極参戦、そして先のSRC本部道場長就任と目まぐるしく変わる環境の中、強豪ばかりが相手だったとはいえ、結果が出ないもどかしさやその忸怩たる思いは門外漢の俺にさえ想像に難くない。また、本人は一切言い訳しないし、今だからあえて書くがその間数々の怪我もあった。つい半年前も大怪我をした。凡人ならとっくにポッキリと心が折れていたことだろう。よくぞ、リングに戻ってきたと思う。身内気取りの戯言と笑っていただいて結構だが、高橋さん！やっぱあんた！おとこだよ！

　久々の実戦・・・。素人の俺にはよく分からないが、専門家目線から見れば今回の試合内容は必ずしも褒められたものではなかったかもしれない。何より当の本人が「試合運びが堅かった」と反省していた。そして今後は若い頃のようにイケイケドンドンというわけには行かないかもしれない。また、UFCに出てバリバリ競技路線というわけにも多分行かないだろう。それでも、まだまだ格闘技界には高橋義生が必要だ。まだまだそのデカイ背中を見せて若い選手たちの指針になって欲しい。そして何よりも俺たちファンがあなたを必要としている。高橋義生を応援してきてよかった。そして、まだまだ高橋義生を応援していくぜ、そう思う次第である。